骨董市で購入した蕎麦猪口になります。 時代は初期から中期。 八ッ橋と菖蒲、並び杜若と鳥などで紹介されていますね。 とても丹念に描かれています。 花の部分は曖昧で菖蒲か杜若か水仙か。 花を固定しないことで長い期間楽しめるなどと紹介されることもありますね。 遠くには鳥が二羽仲良く飛んでいます。 燕子花と折れた板橋の組み合わせですが、伊勢物語の八橋の絵画化と言われています。 蕎麦猪口の本で良く紹介される品ですが、なかなか実物は出回りませんね。 私の場合、こちらの品は骨董街を探しても出会えませんでしたが、偶然立ち寄った地方の蚤の市で発見しました。 状態は画像の通り欠けニュウ多めです。 実用ならば直しが必要かと思います。 鑑賞、コレクションにはそのままでも十分に楽しめるかと思います。 底のざらざらしている部分は砂が固まった釜傷よ類いのものです。 状態を気にする方はご遠慮下さい。 サイズ 高さ6センチ程 幅6.7センチ程 こちらコレクション品のため値下げ交渉ご遠慮下さい。